人件費にかかるコストに呆然

美容専門学校を卒業後は、アシスタントから修行のつもりで頑張り、数年後スタイリストとなり、 自分の顧客も増え、やがて店長として1店舗を任せられるまでになりました。

しかし、自分の理想とオーナーの考えに隔たりを感じるようになり、そのお店を買い取る形で独立を果たしました。
スタッフもそのまま勤務してくれるということもあり、不安など一ミリもありませんでした。

ですが、美容師としての腕には自信がありましたが、経理関係は全くの無知で毎月の売上と必要経費の管理ができず、数字をみるだけで辛くなっていました。

お客様は順調に増え毎日クタクタになるまで働き、スタイリストとしては充実していましたが、経営者としては目の前が真っ暗になっていました。
店舗の家賃や光熱費。必要な物の仕入れ。そして一番経費が掛かっている人件費。
それらが重くのし掛かり、毎月赤字が続くようになっていました。

美容師として働けて幸せ。そう言ってくれうスタッフの言葉を信じ、他店よりアシスタントの人数は多かったですが、 お客様とスタッフの為、なんとか貯金を切り崩し経営を続けていました。
しかし、突然スタッフに辞めたいと告白され、裏切られたような気持ちになりショックを受けると同時に、 新たなスタッフの募集をし、また一から教育をしなければならないことに辛さを覚えるようになっていました。


給料の支払いにも使えるビジネスローン


迫ってくる支払日。そんな苦しさを助けてくれたのは

いくら辛くても悩んでも、支払いは待ってくれません。
家賃を振込、仕入れ代金を振込、光熱費も支払って……
スタッフの給与計算しているとき、どうあがいてもお金が不足していることに気がつきました。
本来なら他のことは後回しにしても、給与分だけは用意しておくべきだというのに!
だけど個人事業主はキャッシングすらしにくいと聞いたことがあったので、借金するという選択肢すら持つことができませんでした。

スタッフに給与すら払えないのは経営者としては失格。
営業を終了することさえ考えてしまいました。

失意の中オープン時間がきてしまい、スタイリストとしてお店に立っていました。
今日始めのお客様は、長年来てくださっている自営業の女性。

「自営業者はキャッシングできないので、資金繰りに困ったら大変ですよね」
と何気なく話を振ってみたら、なんと自営業者でもキャッシングできる会社を教えてくれました。
「以前従業員の給与が払えなくなった時、私もキャッシングしたことがある」
とあまり語りたくないであろう話も聞かせてくれました。

その話を聞いて、改めてスタッフの生活は私が払う給与で成りなっているのだと、改めて思いました。
そして教えてもらった会社で、なんとか今月の支払い分をキャッシングし、無事スタッフに給与を払うことができました。

その後は経理関係もしっかりと勉強し、新しいスタッフにも恵まれ、開店5周年目を迎えることができています。

自営をしていると何度かピンチは訪れると思います。
その時、諦めるか、今を乗り切ればなんとかなると信じキャッシングをしても頑張るのか、 そこで運命は別れると思っています。

(美容院経営 35歳 男性)

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